People 05

社会のニーズを追い求め、
ゼロからの製品づくりに挑戦する。

S.T
事業開発部/営業職
2019年入社

Profile

小学校から続けてきた野球を大学在学中にやめ、自分になにができるのかと考えた。劣等感をぬぐい去るために、県内上場企業を目指して就職活動。運良く最初に受けたナカヨの内定を獲得した。当時は職種に対するこだわりはなかった。

Work

現在の仕事と大切にしていること

情報感度を高め、
新規事業のアイデアを
探求する。

中部営業所で自社ブランドの営業を5年間担当した後、2024年4月から新しく発足した事業開発部に異動したS。ビジネスホンという強力な主力商品はあるものの、ナカヨにとって将来にわたる経営の安定化を確保するためには、新たな柱を創ることが大きな課題。事業開発部では、新規事業を構築し軌道に乗せるための仕組みづくりを行うとともに、新たな収益の柱となるような新規製品を世の中に送り出すことがミッションとなる。

Sは、新聞やインターネット情報はもちろん、世の中の動きに常に神経を研ぎ澄まして情報感度を高め、新たなビジネスチャンスのネタを探す日々を送っている。

Growth

自分を成長させてくれたこと

現状を打開するために、
染みついた常識を一新する。

事業開発部に異動して数か月。仕事に追われていた営業時代とは異なり、自ら仕事を創り出していく環境に身を置いてじっくりと考えた。ナカヨは創業以来ものづくり一筋に注力してきた会社で、それが強みである一方、受注生産の姿勢が染みついていることが弱みとなっているとSは分析する。「自分たちの技術力を前面に出して勝負するものづくりには慣れていない。壁を打ち破ることが必要だと思うが、簡単ではない。一切の常識を棄てて既存の自社技術にさえこだわらず、ゼロベースでの発想が必要なのではないか」とS。会社の将来を左右する事業開発部で悪戦苦闘する中で、先入観に左右されず自由に発想する姿勢が生まれた。

Future

今後の自分のキャリア像

新たな事業の柱を
創り出す先にある
未来に向かう。

Sに上昇志向はあるが、こだわりはない。Sは「結果を出せば、評価は自然と付いてくるもの。ナカヨは意欲があり実績を残した人材を正当に評価してくれる組織だと思う」とさりげなく語る。営業時代に鍛えたコミュニケーション力と観察力に加え発想力を糧に、会社の利益に貢献したいというのがSの考え。いまはただ事業開発部の6人の仲間と協力して、とにかく新たな柱を1本生み出すことに全力を傾けている。

既に数本のプロジェクトが動き出し、その中から1〜2本の新規事業を2025年度中に世の中にリリースする予定だ。ビジネスホン以外の柱を創出できれば、社内に今以上に活気が生まれるはずだ。

Connect

ナカヨで「つながる」

社会のニーズを新規事業に
結実させるために、
全力を尽くす。

S、そして事業開発部が担っているのは、社会とナカヨをつなぎ、ヒット商品を生み出すという使命。そのために、世の中の動きや出来事には常に敏感であることを自らに課している。

その成果は、月に1回部内で行われる「アイデア創生会」での発表に結びつく。そこでのブレーンストーミングから選ばれた革新的なアイデアを市場に投入できる製品に仕上げるために、マーケティング活動を実践する。知人や展示会で名刺交換した人々など、あらゆる伝手を頼りヒアリングを行い、ターゲットの絞り込みや商品の方向性などの参考にする。革新を確信に変える工程を通して事業化に導くのだ。Sたちの試みが新製品となって世の中に登場することが、ナカヨの起爆剤になるはずだ。