People 03

直面した課題を考え抜く繰り返しが、
成長につながる。

W.R
プラットホームシステム部/技術職
2022年入社

Profile

大学時代は、軽音楽サークルに所属しギターを担当。ひと足先にナカヨに入社していた2年上の高野は、軽音楽サークルの仲間。ものづくりが好きで、地元の上場企業であるナカヨを志望した。特に自社ブランド製品があることが魅力的だと感じていた。

Work

現在の仕事と大切にしていること

失敗を恐れずに
積極的に挑戦する姿勢で
業務に向き合う。

プラットホームシステム部は、ハードウエアの設計を行う部署。Wはここでビジネスホン関連の設計に携わる。入社2年目の夏から携わった新規製品の開発は、Wが初めてスタートから関わる開発案件となった。回路設計やシミュレーション、試作機の製作・検証、不具合の対策。そして、入社3年目の晩秋に製品化が実現し、設計着手から製品化への一連の流れを経験することができた。Wが所属するグループの上司は、常に「失敗しても良いから積極的に挑戦しろ」と言ってくれたこともあり、このプロジェクトを通して、Wはさまざまな挑戦を試み、製品が完成したときには、「やりきった」との思いでいっぱいとなった。

Growth

自分を成長させてくれたこと

課題に対する解決策の
探求を積み重ね、
思考力を鍛える。

前述のプロジェクトを通してWが鍛えられたことは、思考力であった。例えば、設計上、課題や不具合があったとして、経験豊富な上司に聞けば、解決策はすぐに分かるが、それでは自らの成長は限られている。入社後しばらくの間、疑問点はすぐに上司に聞いていたが、「それでいいのか、成長できるのか」と立ち止まった。以降、まずは課題に対する解決策を自分なりに追求する。その上で上司に、答え合わせするように確認する。仮にWの考えた解決策が間違っていたとしても、そこに至る試行錯誤は無駄ではなく、他の場面に生きてくる。時間はかかったが、これを繰り返していくことによって、自ら考察し解決する力が格段についた。

Future

今後の自分のキャリア像

設計チームの中心的存在に
なって会社の稼ぎ頭となる
製品を創りたい。

入社から3年、ようやく一通りの設計業務の流れを理解して、スタートラインに着いた。この間、部内の指導を受けて国家資格や社内資格なども取得し、業務に必要な知識も一通り身に付けた。それでも、自分にまだまだ経験や知識、スキルが不足しているとWは感じている。さまざまな経験を積み重ねる中からできるだけ早く独り立ちし、設計内だけでなく社内のキーマンになることが、Wの現在の目標である。ある社外プロジェクトに上司と共に参加したときは、他社のメンバーは役付きばかりであったことに大きな刺激を受け、ますますやる気が湧いた。「理想は高く、会社の稼ぎ頭になるような製品をつくりたい」と夢を語るW。夢実現のためにも、これからも失敗を恐れず積極的に挑戦を続けていく。

Connect

ナカヨで「つながる」

積極的な
コミュニケーションで
多方面にわたる人脈を築く。

Wが担当するハードウエアの設計では、ソフトウエアの設計者との連携は業務の決め手といってもよい。ソフトウエア部門の担当者に要望を出すことも頻繁にあるし、連携がうまくいくかどうかがプロジェクトの成否を決めるのだ。プロジェクトのスタートからソフトウエア部門の設計者とは、二人三脚で業務を進める。また、新製品を出す際に大きな課題となるのが一つ一つの部品。既存製品で使用していた部品が生産中止になってしまうことも少なくないから、設計時には一つ一つの部品について調査・検討を行う。部品が変わると不具合が発生することも珍しくはない。その解決のためにも、部品メーカーとのつながりも大切にしている。