IoT 無線データセンシングシステム
概要
現場や設備に設置したセンサ情報を集約し、外部サーバーに送信することで「見える化」、「分析」の基となる「データ収集」の用途で幅広くご利用頂けるソリューションです。マイクロサーバに収集したセンサデータは外部サーバへの転送も可能です。
特長
センサデータを外部サーバに転送
現場や設備に設置したセンサの情報を集約し、「可視化」、「分析」、「データ収集」の用途でご利用いただけます。
サーバへの通信はMQTT/MQTTSが使えます。LTEとLANの2種類の方式をご用意しています。
最大50台の通信端末（センサ）情報を可視化
最大50台の通信端末のセンシングデータを可視化できます。
中距離通信、長距離通信など、様々な無線に対応しています。
毎日の点検業務を簡略化
設備の常時監視や、遠隔監視も可能です。
センサデータを随時集めているので、グラフ表示による状態監視，しきい値に達した時のメール通知など、日常点検業務の効率化や人員不足の解消に繋げることが出来ます。
画面表示例
別売りの無線データセンシングアプリをお使いいただくことで、アプリに標準搭載した温度・風量・近接センサの可視化／通知機能が利用できます。更に”センシング可視化ツール”をお使いいただくことにより、電流・CO2等の様々なアナログデータをグラフ化することが簡単にできるようになります。
なおアナログセンサのしきい値設定が２段階ありますので、それぞれのしきい値を超えた時に注意や警告としてアラーム通知することができます。
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センシング可視化ツールを使うと、1〜5(v)、4〜20(mA)対応の汎用センサーを簡単にグラフ表示できます。
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製品一覧
お客様の目的と用途に合わせた無線方式をご提案いたします。
【マイクロサーバ】
マイクロサーバ-LAN NYC-MICROSV-LAN
マイクロサーバ-DSIM NYC-MICROSV-DSIM
収集したセンサデータの蓄積が可能です。
最大50台のセンサデータをグラフ化します。MQTTを使用することで、外部サーバへセンサデータの送信も可能です。
【ゲートウェイ】
920ゲートウェイ NT920-GW
9LRゲートウェイ NT9LR-GW
無線ネットワークの制御機能を持ち、最大50台のNT920-WM/IB、NT9LRLE-WMIF (※1)が接続可能です。
【通信端末】
920通信端末 NT920-WM
920-IF装置（電圧）NT920-IB
920-IF装置（電流）NT920-IB/I
920MHz帯マルチホップ通信方式で最大8段のツリー型マルチホップ通信を行います。
市販センサを接続し、センサデータを送信します。
【通信端末】
9LR-IF付通信端末（省電/電圧） NT9LRLE-WMIF
9LR-IF付通信端末（省電/電流） NT9LRLE-WMIF/I
最大4段の中継モードを使った長距離通信が可能です。
市販センサを接続し、センサデータを送信します。
【オプション】
920 ゲートウェイ用 AC アダプタ
NT920-GWAC
1ポートタイプのPoE給電対応のACアダプタです。
【オプション】
ケーブル付き電池ボックス2 200MM
BAT-BOX2 200MM
単三乾電池（アルカリ乾電池）を用いた専用ケーブル付き電池ボックスです。
お選びになるセンサとデータを取得する周期で、電池駆動時間は変動します。
乾電池は別売です。
【アプリ】
無線データセンシングアプリ
NYC-WDM-APL
無線データセンシングシステムでご利用いただくときに 必要となるアプリです。
【アプリ】
センシング可視化ツール
MFD-SOFT-GG
センシング可視化ツールは、１-５V，４-２０ｍAのアナログセンサのグラフ化が可能なオプションツールです。
無線データセンシングパッケージチラシ
現場ごとの課題に対して最適なセンサやシステム構成をあらかじめパッケージ化した製品です。
画像をクリックすると、pdfデータがダウンロードできます。
製品仕様
マイクロサーバ製品仕様
| 項目 | 製品名 | マイクロサーバ-LAN | マイクロサーバ-DSIM |
|---|---|---|---|
| 型名 | NYC-MICROSV-LAN | NYC-MICROSV-DSIM | |
| CPU | i.MX6 | ||
| メモリ | ROM | 16［GByte］ | |
| RAM | 2［GByte］ | ||
| 有線LAN | IEEE802.3準拠、IEEE802.3u準拠、IEEE802.3ab 準拠、AutoMDI/MDI-X 対応 | ||
| LTE ＊1 | ─ | 接続キャリア： NTTドコモ、SoftBank、au | |
| 通信カテゴリ4： DL：150Mbps UL：50Mbps | |||
| OS | Linux（Debian9.0） | ||
| 通信プロトコル | ゲートウェイ間 | HTTP | |
| データサーバ間 | MQTT、MQTTS | ||
| 寸法（突起部を除く）（D×W×H：ｍｍ） | 165×165×36 | ||
| 電源仕様 | DC48V（PoE受電） ＊2 | AC100V±10％（ACアダプタ使用） | |
| 使用周囲温度／湿度範囲 | 温度：0℃〜40℃／湿度：20％〜85％RH（結露なきこと） | ||
＊1：お使いいただく接続キャリアのSIMは、お客様ご用意となります。
＊2：PoE給電アダプタはオプション販売です。
ゲートウェイ製品仕様
| 項目 | 製品名 | 920ゲートウェイ | 9LRゲートウェイ |
|---|---|---|---|
| 型名 | NT920-GW | NT9LR-GW | |
| 上位通信 | 物理インタフェース | 10BASE-T/100BASE-TX | |
| 通信プロトコル | HTTP | ||
| 下位通信 | 適用無線規格 | ARIB STD-T108 | |
| 変調方式 | FSK変調 | LoRa変調 | |
| データレート | 100kbps | 5.4kbps | |
| 空中線電力 | 20mW | ||
| 通信プロトコル | 独自仕様 | プライベートLoRa | |
| 寸法（突起部を除く）（D×W×H：ｍｍ） | 140×175×35 | ||
| 電源仕様 | DC48V（PoE受電） ＊1 | ||
| 使用周囲温度／湿度範囲 | 温度：0℃〜40℃／湿度：20％〜85％（結露なきこと） | ||
＊1：PoE給電アダプタはオプション販売です。
通信端末製品仕様 （920 通信端末と920-IF 装置は組み合わせて使います。）
| 項目 | 製品名 | 920通信端末 | 9LR-IF付通信端末 （省電/電圧） |
9LR-IF付通信端末 （省電/電流） |
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|---|---|---|---|---|---|
| 920-IF装置（電圧） | 920-IF装置（電流） | ||||
| 型名 | NT920-WM | NT9LRLE-WMIF | NT9LRLE-WMIF/I | ||
| NT920-IB | NT920-IB/I | ||||
| 無線仕様 | 適用無線規格 | ARIB STD-T108 | |||
| 変調方式 | FSK変調 | LoRa変調 | |||
| データレート | 100kbps | 5.4kbps | |||
| 空中線電力 | 20mW | ||||
| 通信プロトコル | 独自仕様 | プライベートLoRa | |||
| センサインタ フェース |
アナログ信号入力（1-5V） | 1ch | ─ | 1ch | ─ |
| アナログ信号入力（4-20mA） | ─ | 1ch | ─ | 1ch | |
| 接点入力 | 1ch | ||||
| 接点出力 | 1ch | ||||
| 寸法（突起部を除く）（D×W×H：ｍｍ） | NT920-WM：50×60×10 | 70×151.5×25 | |||
| NT920-IB：70×105×25 | |||||
| 電源仕様 | 電池駆動 | ─ | 可能（オプション電池ボックス） | ||
| AC給電 | AC100V（ACアダプタ使用） | ||||
| センサ用出力 | DC12V、5V、3.3V | ||||
| 使用周囲温度／湿度範囲 | 温度：−10〜60℃／湿度：20％〜85％（結露無きこと）（電池駆動時は使用電池の温度仕様による） | ||||
LoRaはSemtech Corporationの登録商標です。
「NT9LRLE-WMIF、NT9LRLE-WMIF/I、NT9LR-GW」は型番を示します。
アナログ信号入力の汎用センサーをお使いいただく場合は、1-5V、4-20ｍAに対して、正比例出力するセンサをお選びください。
本システムは海外では使用できません。