エアーディスプレイ/NYC Reception 導入事例
キャンディやグミなどのお菓子から健康食品まで幅広いラインナップで展開しているUHA味覚糖株式会社様 大阪本社のエントランス用に、空中ディスプレイ「エアーディスプレイ」と無人受付システム「NYC Reception」を導入していただきました。

- 会社名:UHA味覚糖株式会社
- 所在地:大阪市中央区神崎町4番12号
- 導入時期:2024年8月
- 導入システム:「エアーディスプレイ」「NYC Reception」
- 構成機器:空中ディスプレイ エアーディスプレイ:1台
無人受付システムNYC Reception(スタンダード版):1台
NS-R01(シモールネオ)電話機:1台 - 施工会社:タカギ エレクトロニクス株式会社
- URL:https://www.uha-mikakuto.co.jp/index.html
UHA味覚糖株式会社様は、昨年創業75周年を迎えられた老舗食品メーカーです。
例えば、キラキラとまるで宝石のように美しい鼈甲飴「純露」は、発売から50年以上にわたり世代を超えて愛され続けているお菓子です。
また、昨今SNSで話題となった「忍者めし 鉄の鎧」をはじめ、若者世代から圧倒的な支持を得てヒットした新製品も数多く生み出しており、時代のニーズを的確にとらえた企業様です。
その背景には、「人の夢をかなえるために、独創的・個性的に未来へチャレンジしていこう」という企業理念があり、常に「あたらしさ」や「ときめき」を創出しながら、経営理念である「おいしさは、やさしさ」を追求し続けてこられました。まさに、それがUHA味覚糖株式会社様の製品の魅力となっています。
《より良い商品を、より安く》――どの世代にも思い出深いお菓子を提供し続けるUHA味覚糖株式会社様。その大阪本社のエントランスに、ナカヨの「エアーディスプレイ」および「NYC Reception(ナイスレセプション)」をご採用いただきました。
今回は、UHA味覚糖株式会社 大阪本社にお邪魔し、受付システム導入担当者であるC&Cデパートメントの廣原様にお話を伺ってまいりました。

─大阪本社のエントランスは非常にインパクトがあり、デザイン性にこだわりを感じます。よろしければ、コンセプトや狙いなどお聞かせください。
木のぬくもりとプロジェクションマッピングが彩る、遊び心あふれる空間です。
UHA味覚糖が創業以来75年にわたり大切にしてきた「おいしさ」「やさしさ」「あたらしさ」「ときめき」を、商品やカフェ、プロジェクションマッピングなどを通して五感で感じていただけるように設計しました。
ご来訪いただいた方々に、ブランドの世界観を体感していただけるエントランスを目指しています。

─導入の背景、経緯等についてお聞かせください。
本社オフィスは、「Unique Human Adventure」に立ち戻る場所というコンセプトのもと、冒険の目的地と現在地をスピーディーに共有し、協力しながらより大きな挑戦ができる場へと進化することを目指し、オフィスフロアおよびサテライトショップの改装を行いました。現在では、ビジネスの拠点であると同時に、地域の方々も気軽に立ち寄れるコミュニティの場としての役割も担っています。
その取り組みの一環として掲げられたテーマが「最新テクノロジーの導入」です。複数の候補の中から、今回「エアーディスプレイ」が選定されました。
新オフィスでは、空間と調和するデザイン性の高い受付台を設置し、そこにエアーディスプレイを組み合わせることで、訪れる方々にインパクトと遊び心を感じていただける空間演出を実現しました。

─導入の決め手(選定理由・条件)がありましたら教えてください。
導入の決め手となったのは、「新しさ」と「面白さ」でした。
受付という企業の“顔”となる場所に、これまでにない体験や驚きを取り入れたいという想いが背景にあります。
もちろん、受付システムとしての基本的な機能や操作性は欠かせません。空中に浮かぶ映像が生み出す視覚的な驚きによって、直感的で楽しい体験を実現できると考えました。
こうした観点から、他にはないエアーディスプレイとNYC Receptionの導入を決定しました。

遊び心あふれる空間に「驚き」を加える、ついつい触ってみたくなる、
心くすぐるインパクトのある体験となります。
─導入効果についてはいかがでしょうか?
エントランスの雰囲気に調和した受付台やスタイリッシュな電話機と相まって、導入時のインパクトと反響は非常に大きく、訪問されたお客様や社員から多くの驚きと関心の声をいただきました。
初めて訪れた方の中には、エアーディスプレイ本体(画面)に直接タッチしようとして戸惑われる場面もありました。特に、思った位置に正確に触れられず、最初は操作に苦戦されるケースも見受けられましたが、一度ご利用いただければすぐに慣れ、スムーズに操作できるようになる印象です。
非接触で直感的に操作できる点は、多くの方にとって新鮮かつユニークな体験となっており、「印象に残る受付」として大変好評をいただいています。
従来は、固定電話を設置しただけの無人対応でしたが、今回NYC Receptionとエアーディスプレイを導入したことで、来訪者が迷うことなくスムーズに受付を完了できる環境が整いました。これにより、従来の「わかりにくさ」や「無機質さ」が解消され、より親切で案内性の高い無人受付を実現できたと感じています。

─今後の展望、ご要望等についてお聞かせください。
エアーディスプレイについては、より大きな画面サイズが展開されれば、表示される文字が見やすくなり、操作性の向上にもつながるため理想的だと考えています。
また、NYC Receptionには音声によるガイダンス機能の追加を期待しています。初めて操作される方にも迷わずご利用いただけるよう、視覚だけでなく音声によるナビゲーションを加えることで、より親切でスムーズな受付体験を実現できるのではないでしょうか。
さらに、待ち時間を快適に過ごしていただけるようなコンテンツの拡充も検討していきたいと考えています。例えば、企業紹介や簡単なミニゲームなど、遊び心のあるコンテンツを取り入れることで、訪問者にとってより記憶に残る体験を提供できるのではないかと考えています。
今後も、エアーディスプレイのインパクトある特性を最大限に活かしながら、さらに魅力的な受付空間づくりを進めてまいります。

専用受付台にはシンボルキャラクター「UHA坊や」が居ます。
UHA坊や、実は地球人とも宇宙人ともつかぬ坊主頭の子どもだそうです。
※エアーディスプレイ表示画像はイメージ合成です。
他、施設内写真
受付を抜けた先の3階には、UHA味覚糖様の歴史やこれまでの製品が展示されており、訪れた方を童心に戻し、心ときめく空間が広がっていました。
※一般公開はしておりません。


取材日:2025年8月