小さなF1レーシングカート
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Q&A

ミッションカートについて

ミッションカートと普通のカートの違いは何ですか?
いきなりミッション・カートからカートを始めるのは無茶ですか?
シフトチェンジはどうやってやるのです?クラッチはどこですか?
スリップ・ストリームが利くそうですが?

レースのことについて

タイヤは、どのくらいもつのですか?
レース時「セッティング」をするそうですが、どこの何を調整するのですか?

今坂選手個人への質問

けがをすることは、無いのですか?
どのような練習をすると速くなれるのですか?
速さの秘けつは、テクニックですか、マシンですか?

レーシングカートについて

ライセンスが無くても乗ることができますか?
レースに出なくても楽しむ方法はありますか?
コーナーで「横Gがかかる」そうですが「G」って何ですか?
スピードメーターが付いていないようですが?
最高速度はどれくらいですか?
そんなにスピードが出て怖くないですか?
体感速度?って何ですか?

Q&A ミッションカートについて

Q ミッションカートと普通のカートの違いは何ですか?

A
ズバリ ミッションが付いているか付いていないかです。普通のカートはギヤが1速しかありませんが、ミッションカートは6速まであります。(まれに7速のものもあります。)普通のカートでストレートの長いサーキットで走行するとエンジンが焼き付いてしまうでしょう。 また、エンジンも空冷ではなく水冷(ラジエーター)式である点も大きく異なる点です。 それから、安全性も考慮しミッションカートは4輪ディスク・ブレーキが標準仕様である点も違います。カートは後輪のみが多いですね。(写真参照)【98.5.22】

ミッションカートと普通のカートの違いは何ですか?
Q いきなりミッション・カートからカートを始めるのは無茶ですか?

A
無茶か?と云われればそうでもないと思います。その人の目標にあった方法があると思います。F1にいきたいなら低年齢を条件に入門クラスで基礎からの方がいいでしょう。私は2年位前、ある人の代役でそれまで全く乗ったことのないミッションカートに金曜日2時間練習し日曜日に地方選手権に出場しました。今カートもかなりレベルが上がっていると思われるので入門クラスのカートコースで人に迷惑をかけるよりミッションカートでカメの様に遅くともサーキットの広さで多目に見てもらえるのでは…。 はっきりいって爽快感はサーキット走行のほうが遙かに上です。【98.5.22】
Q シフトチェンジはどうやってやるのです?クラッチはどこですか?

A
シフトレバーはステアリングの右に付いているバーでクラッチは左側の台形をしたリングです。(写真参照)シフトチェンジはバイクの様なシーケンシャル方式です。ちなみにクラッチはスタート時以外はあまり使いません。あっそれとスピンしたときも使います。(笑) レース走行中はほとんど使用していません。シフトミスが勝敗を大きく左右しますので気をつけています。【98.5.22】

シフトチェンジはどうやってやるのです?クラッチはどこですか?
Q スリップ・ストリームが利くそうですが?

A
マニアックなご質問で恐れ入ります。 100km/h以上で走る車の後方に発生する気圧の低い(空気の薄い)空間に入ると空気抵抗が大幅に減り前方の車よりエンジンパワーにゆとりが出来るため前車を比較的楽に追い越すことが出来ます。ただし、その空間をわずかにずれた場所は気流が乱れているため後方のマシンは挙動がおかしくなります。このことをスリップ・ストリームと呼んでいます。(ほんとかな?もっと詳しく知っている方メール下さい。) とにかく!カートでもサーキット走行中は経験できます。ちょっと外れると空気の渦が「竜」のように襲ってくるような感じがします。【98.5.22】
「スリップストリームについて」(gaji さんの解説メール)
あまり大きな声では言えませんが、こっそりとお教えしましょう。プールの中に入っていると考えると分かりやすいと思います。前の人が水をかきわけて進んでいると、その人の後ろに小さな渦巻きが出来るのが想像できますか?その渦巻きをうまく使うと楽ちんにその人の後ろを進むことが出来るのが分かると思います。逆に、渦巻きに巻き込まれると、ぐるぐると回って(スピン)しまうのも分かるでしょう。
スリップストリームを効率的に使おうと思えば、ストレートに入る少し前に前を走るカートの後ろにぴったりとくっつく必要があります。そしてストレートエンドでオーバーテイク、もしくは、手ごわい相手ならブレーキング勝負になるわけです。  ちなみに今のF1ではそういったオーバーテイクは見られないです。今のウィグは後ろを真空に近い状態にしてしまってうかつに近よるとまっすぐ走っていてもダウンフォースがなくなってスピンしてしまうからです。【99.8.26-Gaji-san Thanks!】

Q&A レースのことについて

Q タイヤは、どのくらいもつのですか?

A
タイヤにはF1で使用している様な1レースもたない物と比較的長持ちする物があります。全日本クラス以外のレースではほとんど寿命の長い方のタイヤを使用します。スリップサインが消えるまで使えますから毎週1回練習しても1年以上使用出来ます。レースで入賞を常に狙うレベルに限定するのなら一本2〜3レースくらいでしょうか。【98.5.22】

タイヤは、どのくらいもつのですか?
Q レース時「セッティング」をするそうですが、どこの何を調整するのですか?

A
レース時「セッティング」をするそうですが、どこの何を調整するのですか?
セッティングはオーバーな様ですが、何1000通り以上ありデータ量の多いチームが有利になります。時間の都合もありますが、主に(1)エンジンキャブレター調整(2)タイヤトレッド幅調整(3)タイヤ空気圧(4)ギア比調整になります。

(1)エンジン・キャブレター調整
エンジンが効率よく回る様にガソリンと空気の混合比を決めます。これは天候や気温に左右されます。レース中も変化させます。はっきり言って私は苦手です。
(2)タイヤトレッド幅調整
ハンドリングを決めるために左右のタイヤの間隔の調整します。トレッドを広げるとコーナーで安定しますが、曲がりにくくなり、逆に狭めるとクイックに曲がれますが、スピンしやすくなります。
(3)タイヤ空気圧
タイヤのグリップを調整します。タイヤは走行中発熱してグリップしますが高温になりすぎると「タレて」グリップしなくなります。そのあいだタイヤの空気も膨張して空気圧が高くなります。これによって、高めの空気圧だとタイヤのグリップは早めに高まりますがタレるのも早くなります。逆に低いとグリップは長持ちしますがレース初盤はグリップ力が低くなります。
(4)ギア比
タイヤにつながるリヤシャフトに付いているギヤ(リヤスプロケット)とエンジンに付いている(フロントスプロケット)の比率の調整です。これによって加速力重視か最高速を重視かが決まる重要な調整になります。

ほかにもスパークプラグの調整、ガソリン・オイルの混合比、シートポジションや車高、シャーシ剛性、バランスウェイト位置も調整します。 これらは全て密接に関連し合い、マシン全体のバランスを左右するため、1つが良くても悪くてもダメです。そして、レースでは同じコースでも気温、湿度や路面温度、風などの為、朝の練習走行、昼の予選、午後の決勝とセッティングも変化させます。【98.5.22】

Q&A 今坂選手個人への質問

Q けがをすることは、無いのですか?

A
あります。身体をむき出して高速で走っていますから死に至ることもあるでしょう。しかし、サーキット走行にはルールとマナーがあり、死に至るような大事故は非常に少なく、怪我も他のスポーツと比べても少ないと思います。Gがきついのであばら骨はみんな折ってるかも知れません。
Q どのような練習をすると速くなれるのですか?

A
わかりません。そんなもんがあったら誰か教えて下さい(笑い)。 私の場合は、とにかく走りました。いくら練習してもコンマ数秒しか縮まりません。一生懸命練習してもダメだと思うことがあります(スランプではありません)。 ですが、ある日突然タイムが縮まることがあります。その時「何か」をつかめるかどうか肝心で、つかめないと次の日に同じ条件で練習しても同じタイムは出せません。 しかし、練習すれば「速く走る」ことは可能ですし、トップクラスに入る可能性は高くなりますが、「優勝」出来るのかどうかはまた別の問題です。このことは私にもさっぱりわかりません。
Q 速さの秘けつは、テクニックですか、マシンですか?

A
むずかしい質問ですね。テクニックはともかく私のマシンは「速さの秘けつ」ではありません。ストレートではどんどん置いて行かれちゃうんですから(笑い)。 冗談はともかく最近私は「データ分析」は重要だなと思うようになりました。レース毎の様々な条件を「考えて」、セッティング、ライン取り、ブレーキングなどを「実行する」そのための「分析」。「勘だよ。勘」ってのもありますけどね。 マシンに関して云えば、お金はあればあるだけ良いですね(爆笑)。そんなこと言い出したらキリが無いですけどね。「タイヤ換えたいけど来月のおこずかい無くなっちゃうし」なんて考えなくてよい環境は夢ですね。 それから、その日のなんだかわからない「不思議な力」で速く走れることも付け加えておきます。これは本人も判らないんですからまさに「秘けつ」です。

Q&A レーシングカートについて

Q ライセンスが無くても乗ることができますか?

A
カートコースには大概5分〜10分で幾らと云うようなレンタルカートがあります。それはライセンスが不要です。(運転免許証が必要な場合もあります。) ヘルメットやグローブも貸してもらえます。若干、性能を下げてあるようですが、遊園地のカートとは別次元が体感できます。また、カート・ショップ主催の走行会もありますのでチェックしてはどうですか。
Q レースに出なくても楽しむ方法はありますか?

A
レンタルカートで遊ぶほかにはぜひサーキットへどうぞ!ストップウォッチを片手に見るだけでも楽しいですよ。それと写真が趣味の方はぜひ難しい部類に入るカートのレースの撮影に挑戦してみて下さい。
Q コーナーで「横Gがかかる」そうですが「G」って何ですか?

A
Gは物体の重力加速度のことですが、ここでは「物体を引っ張る力」だと解釈しましょう。物理は苦手です(笑い)。詳しい話はさておき通常身体には地球から1Gを受けているとします。コーナーリング中にはドライバーや車にはいろんな方向に力が働きますが、結果的にドライバーを様々に押しつける力(引っ張る)として現れます。例えばコーナーリング中ドライバーの身体にはマシンが曲がる向きと逆方向にGがかかります。カートの場合約3G強と言われています。 3Gは通常受けている重力の3倍ですから体重60キロの人は全身を180キロで押さえつけられたり、引っ張られたりするわけです。コーナーリングの一瞬ではありますが、首やあばらに「グッ、グー、ガン」ときます。
Q スピードメーターが付いていないようですが?

A
タコメーター(エンジンの回転計)だけです。たまに壊れます(笑い)。最高速度がいくつ出ているなんてレースでは関係有りません。人より速く走ることだけが目的なので要らないです。もし付いていたら見るか?そんな暇ありません。
Q 最高速度はどれくらいですか?

A
区間計測すれば出るんでしょうが、サーキット1周のラップタイムから平均時速110km/h位ですから、トップスピードは150km/hくらいでしょうか?
Q そんなにスピードが出て怖くないですか?

A
怖くないですよ。スピード自体はそんなに怖くないです。たとえ400km/hの世界でも…。ただ一度エビスサーキットのS字を100km/h超で下り、路面が悪くて「ヤベー」とアクセルをゆるめる事はありました。たしかに「速く走る」→「スピンする率が増える」→「高速で壁にあたる」→「けがをする。」と考えると怖いのかな?ウーム。それより、リタイヤすることが怖い。もちろん唯一自分の「腕」の部分のブレーキングにはタイムアップを要求されるでかなり神経をつかいます。でも怖いと感じたことはありません。
Q 体感速度?って何ですか?

A
実際の速度とは別に「すごく速いなー」と感じる速さのことだと思いますが、カートの場合「体感速度300キロ」なんて言いますね。でも100キロは100キロなんですけど。カートの速さは乗らないと分からないと思いますが、あえて想像してもらうなら「床に座布団を敷いて100キロで走る」「100キロで走る車のドアをはずしてタイヤの高さで前を見る」感じでしょうか?違うような気もしますが。。。 良い子のみなさんあくまでも「想像する」んですよ!ほんとに座布団で100キロ出したり、車のドアをはずさないでね。

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